よく当たるしロマンチック、人気の星占い

数多くある占いの中で日本人が1番身近なものは星占いでしょう。朝のテレビをつければ、今日の運勢第一位は牡羊座です、残念なのは乙女座、などと言っているのを耳にしたことがあるはず、それが星占いであり、西洋占星術です。子供向けの雑誌から大人向けの雑誌まで、たいてい西洋占星術の運勢表が載っています。これをもとに今月はどんな運勢なのか、どんなことが当たるのか楽しみにしている人も多いでしょう。この星占いのルーツは一体どこから来てどのような内容なのかまとめてみました。

歴史あるロマンチックで当たる星占い
この西洋占星術はとても古い歴史を持っておりルーツは紀元前30世紀のメソポタミアにさかのぼります。当時の古代民族が考え出した1種の自然占いであり、その背景には原始宗教としての天体を崇拝する傾向がありました。カルデア人という民族が熱心に占星術の体系化に取り組み、その結果カレンダーもカルデア人占星術が基盤であり彼らの手によって生まれたのです。
占星術は人が生まれた時に運命を支配する10個の星、太陽、月、水星、金星、冥王星などの10個の星が天空のどの位置を占めていたかを基にして、性格や愛情、金運、健康や職業などを占う体系的な方法です。人間の運命は生まれた瞬間の星の位置で決まるという考えがベースになっています。また体系化の途中でロマンチックな夢をいざなうギリシャ神話の世界と結びつき、星座の名前や記号も長い歴史の中で洗練され魅力的な体制を整えてきました。上品で高級なムードがある占星術はその結果はいかにも多くの女性たちの語らいに似合う豊かな表現が加えられ、当たる、信憑性が高い、と人気のある占いになっていったのです。

人気の当たる占星術占い、やり方
占星術では人が生まれた瞬間の太陽と月と8つの惑星が、どこに位置していたで占いの内容が決まります。星の位置はホロスコープと呼ばれる図上に表され、それにより聡明な人である、とか、富に恵まれるなどの占い結果が出るのです。
また占星術では太陽の通り道に沿って12の星座を設定しています。牡羊座や乙女座などの有名な星座のことです。各星座にはギリシャ神話と結びついた特別の意味を与えられています。例えば牡羊座は、干ばつに襲われた国土を救うためにいけにえにされそうになった王子を、金色の毛の羊が背中に乗せて救出する、というギリシャ神話に基づいています。しかし羊は勇気を持って行動したが、あまりにも早く天に駆け上ったために王子が落ちたのも気づかなかったという話で終わり、そのため牡羊座の人の性格としては、積極的、攻撃的な面もあるが独断的であり自己中心的な面もある、などとなります。これは他の正座についても同様であり、診断結果の中の性格が1つでも当てはまれば当たると感じる人が多いのです。守護星が決められている占星術、また吉凶を占う参考にもされるなど、占星術はなかなか複雑であり奥深い占いです。

当たる占星術占い
このように奥深い占星術、雑誌などで自分の星座を見て簡単に今月の運勢を占うことは出来ますが、ホロスコープに従い決められた手順で占いをするととても細かい診断結果を得ることが出来ます。例えば、「4月16日の午前3時15分に生まれた人は、大きな瞳で骨格はしっかりしており気分屋で相手をハラハラさせることがあります。レバーやチーズが好きでほうれん草など葉野菜をできるだけ生で食べるのが良いでしょう、仕事は人気もあるが思わぬミスを犯し部下に裏切られることがあります」など、体型の特徴や好きな食べ物まで占う事が出来、それは本当に詳細に分かれた診断結果を得ることが出来るのです。
このように細かい診断のうちの1つでも当たっていたらこの占いは当たると思う事が出来ます。しかし占星術は歴史ある趣のある占い、その独特の雰囲気を楽しみつつ、診断結果を「なるほど、思い当たることがある」と感じることが出来れば楽しいですし、あまり当たっていなくても大目に見て楽しむ人がほとんどです。占星術に限らず占いにはこういった思い当たる効果、というのがあり、それを日常に取り入れて楽しむ事が出来れば良いでしょう。